人類を導くための5百年前のハイラーキーの決定 ~ 『ホワイトマジック』より

人類を導くための5百年前のハイラーキーの決定 ~ 『ホワイトマジック』より アクエリアス特集11 2018/10/17

今日は、『ホワイトマジック』「規定10」の「世界奉仕者の新集団」

という項目から紹介させていただきます。

 

我々人間の小さな視点からはまったく生まれ得ない、

ハイラーキーのあまりに壮大な計画を、お楽しみください。

 

 

「世界奉仕者の新集団」は、

第2次世界大戦にともなって世界が大混乱に陥る中、人類の救済から進化に向けて、

魂のレベルで召集され

(したがって、本人は顕在意識的には知らないことがほとんどです)、

目には見えず感知はできないけれども、

直接・間接に協力し合って働いているグループです。

 

5百年前のハイラーキーの会議で議論され、

実施されたとても興味深い動きを紹介している文章から。

(下・P109~111)

 

「私が言及した秘密会議のときに、集まった人類の奉仕者方は前方を見据え、

アクエリアス時代の到来がその特異なエネルギーと

驚くべき機会をもたらすということに気づいた。

 

彼らはこれらの機会に気づき、ほぼ二千五百年にわたる

期間のための準備を人々に整えさせるよう努めた。

 

その期間は、もし適切に活用されるならば、

人類の統一を意識的かつ知的に引き起こすことができ、

『科学的な同胞愛』を顕現させることができるであろう。

 

私はこの同胞愛という言葉を、現在広く普及している

感傷的な意味合いと対比させて、このように呼びたいと思う。

 

当時の大師方には、到来しつつあるアクエリアス時代の影響力を

有効に利用できるようになる前に二つのことを行うことが必要になると思われた。

 

まずは、人類は意識をメンタル界に上げ、

情緒と感覚の世界だけでなく知性の世界も含むよう

意識を拡大させなければならないということ。

 

人々のマインドを広く全体的に活性化し、

人類の知的レベルを全体的に上昇させなければならないのである。

 

そして次に、人々をお互いに離れ離れにし、

ますますそのようになるのではないかと大師方が予想した

分離と孤独と偏見の壁を打ち壊すために何かを行うことが必要であった。

 

周期ごとに人々はますます彼ら自身の自我という殻――満足、

排他性、民族的なプライド――に包まれるようになっていた。

この結果として、分裂が拡大し、

国家間と民族間に世界的な障壁が作られることになったのである。

 

人々のマインドをさらに急速に訓練し、

より総合的な統一に向けて建設しようというハイラーキーのメンバーたちの決意は、

彼らを一つの決断へと導いた。

 

その決断には、グループ・ユニットの形成が含まれていた。

このようにして、奉仕者と思考者たちのグループが出現し、

彼らはその活動を通して、過去三、四世紀にわたって、

私たちの世界を大規模に統治し、その形成に大きな影響を与えてきた。

 

したがって、この秘密会議以降、明確に定められた線に沿って働く

明確かつ特別なグループ・ワークが始動し、

それぞれのグループが真理の特定の表現になり、

リアリティーについての知識のある様相を表現した。

 

これらのグループは大きく分けて、文化、政治、宗教、科学という

四つの主要分野に分けられる。

さらに、現代に近づくと、他にも三つのグループが明確に姿を現わした。

それらは哲学と心理学と財政のグループである。

 

哲学者たちはもちろん常に存在していたが、

彼らの大部分は、党派心と分離性を特徴とする

思想学派を創設した孤立した人々であった。

 

現在では、過去の時代のようには傑出した人物は存在しておらず、

あるアイディアを代表するグループが存在している。

 

これら七つのグループの思考者たちの仕事を、

ある状況を作り出し、ある準備的な状態を生み出すことを意図したハイラーキーの

計画の一部と認識し、人類に関する世界的な進化の仕事において

一定の役割を演じるものと認識することが極めて大切である。」

 

 

私たちの背後から宇宙のエネルギー(変化)を活用しながら、

人類を導くためにハイラーキーのマスター方が、

どのようなことを考え計画を立てられているのかが伺える、

とても興味深い内容ですね。

 

こういうのを読むとワクワクするのは、私だけでしょうか?

 

重要なポイントは、自我意識が発達し、

エゴイスティックな方向に走りそうになっている人類

(過剰な自由を主張する人たちなどが、そうですね)の

方向性を正すために、人類の意識をメンタル界に上げ、

自己を客観的視野の中で捉える力を身につけると共に、

お互いの分離・孤独・偏見を無くし、一つの人類として統合していく、

ということですね。

 

こういった活動の結果として、(世界大戦期の)現在、

それまでになかった次のような特徴が現われてきた、とのこと。

 

1 ラジオ、新聞、現代の輸送手段、電話、電報がもたらした

驚くべき相互関係と相互通信。

 

2 広く普及している博愛的な事業と同胞に対する責任感の成長。

 

3 人類家族全体が、基本的に二つのグループに分けられること。

古い秩序を代表する反動的で分離的な人々がいる。

一方で、統一された世界を夢見る人々がいる。

 

このあとに、7つのグループというのが

具体的にどのようなものであったかが描かれている、

興味深い記述が続きます。