(報告)【9/29】インテグラル理論 基礎講座(1day)
9/29インテグラル理論基礎講座 参加レポート
基礎講座とはいえ実践的な内容でしたが、ケンウィルバー似の鈴木規夫先生の講義は、すっきりとまとまったミスのない美しい演奏のようでした。
特に響いたのは、
「大人は助け合う文化がないが、大人は助けてもらうと大きな実力が発揮できる」という点。
子供に対しては、「子供だから」という理由で多くの場合自然と手を差し伸べますが、大人になるということはなんでも自分でできて当たり前、自立してこそ一人前といわれたりします。
ですが、手を差し伸べられた大人は、その助けを最大に受け取って発揮することができるというケースがあるとのこと。
自分自身のことで考えると、セラピー自体がほぼそういうことですよね。
セラピーなどのケアを受けるということは、自分の心身の調和を誰かに助けて(支援して)もらうことだから。
これは先日のタッチケアでも思い至った点です。
セルフタッチングではリラックスできなかったが、タッチケア(ハンドトリートメント)を受けたらリラックスできたという話がありました。
誰かと触れ合うことは、「一人じゃない」ことを実感することで、そこから安心、癒しにつながる支援でもあります。
また、「メタ的に構造をとらえる意識」というのは、やはり秘教と相通ずる部分ですね。
11月からはインテグラル理論の中級講座が始まります!